まもなく春です。なんかどこが冬だったの?
てな感じの冬だったけど、とにかく春が来る。
てことで連休2日目3日目は、両日ともAVANT慣らし。
昨日はパレスサイクリングから上野の「うさぎや」さんにドラヤキを買いに。
で、うさぎやさんの帰り、
“名古屋○・・・○○○○”のHONDAオデッセイが幅寄せしてきた。
SPD中にキスされたくはないな。
ところで、ぽかぽかついでに、例の車道締め出しの件、
思ってもみなかった未来あたたまる方向に解決しそうだと言われています。
2月7日に、衆議院第一議員会での自転車活用推進議員連盟・総会
というのがあったらしく、そこでの答弁
と配られた資料「警察庁における今後の自転車対策の考え方」
がその根拠。
資料には、
●車線を見直し、車道の左端に自転車レーンを設置
●幅員の広い歩道の自転車通行指定部分を物理的分離
●車道の自転車レーン部分や歩道の自転車通行指定部分をカラー舗装により視覚的分離
●車道の環境整備に合わせて、自転車歩道通行可規制の解除等
と書かれていて、ものすごい前進に見えます。
あ、ここがうさぎやさん。上野の老舗のどらやき屋さんで、ドラエモンは
ここんちのどらやきが大好物。とは、関係者のお話し。
(続き)冷静に考えてみると、「幅員の広い歩道の自転車通行指定部分」対策だけが、
進みそうに思えてならないのです。
なぜなら、この資料に書かれた「幅員の広い歩道の自転車通行指定部分」と、
いま都内の幹線道路で頻繁に行われている歩道の拡幅工事、
そしてその最近の結果と思われる、国道一号線大井町付近あたりの真新しく広い歩道に
ある色分けされた立派な自転車通行可レーンを見るにつけ、
これらの事象がどうしてもひとつに結びついてしまうのです。
結果、車道への自転車レーン設置を一方でいいながらも、
“わが国固有の交通事情に照らしたやむをえない事情により”
「歩道の自転車通行指定部分」の整備のみが進むのではないか、
という危惧をぬぐいきれないのです。
うさぎやさんのどらやきは、こうやってお持ち帰りするのがお約束。
日曜日、パチンコ帰りのお父さんのママチャリぽくて、いい感じです。
さて、この歩道の通行指定部分は、車道との間に街路樹、ガードレール、標識のポストなどさまざまな遮蔽物があり、車からは見通しが悪く、
交差点での自転車と車の出会い頭の事故を増やしこそすれ、
決して減らすことはありません。
また、わき道から大通りに出てくる車は、大通りのクルマの切れ目を
うかがうために、この自転車指定部分まで出てきて停車します。
しかも、指定部分と脇道が交差する箇所には自転車のみを対象とした「とまれ」の
ペイントが頻繁に書かれており、自転車はそのたびに停車を余儀なくされます。
つまり、スピードが出せる交通機関としてのメリットは完全にそがれ、
クルマ代替としての存在意義は失なわれてしまうのです。
その結果、クルマは減らない。
これは地球的課題であるCO2削減にもまったく寄与しないことを意味します。
チーム6%の強力なウェポンである自転車が、チームからはずされようとしている。
今日は、例によって外苑です。陽射しがぽかぽかしていて眠くなります。
あー極楽極楽。二日で70Kmほど。
外苑の主役は、ローディーならぬベイビーたち。
この中から未来のツール ド フランス選手が出る。(出ないて)
結局、この資料の内容にしても、
自転車の通行環境を明確にし法律でそれを固定化した上で、
実質的には、車道ではなく、クルマ代替になり得ない歩道上の自転車通行環境
を固定させてしまう以外の何者でもないのでは?
という強い疑問を拭い去るわけにはいきません。
法案が可決されてしまえば、通行環境整備が進むはずです。
どこを通行環境とするかは、個別の道ごとに落としどころを探っていくことになるのでしょうが、車道への自転車レーンの設置ではなく、歩道の拡幅→指定部分の増加という道を、ひた走り出すのではないかと。
実質的には車道走行を禁止する措置です。車道走行禁止と一言もいわないカタチでの。
僕らの前に伸びる道は、まさに、ロング&ワインディングロード。
どなたか、僕の疑問を粉々に打ち砕いてくれませんか?
ローディーになってから262.km走行 平均時速19.4km/h(ほんのちょっと↑)
最高速度34.7km/h (遅!)
それでは、ciao!
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by nob06
| 2007-02-12 22:35
| 自転車は車道へ!
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