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日曜日、絵画館前で開かれている東京デザイナーズウィークを,
見てまわりました。
ジャンルで会場がわかれていて
なかでもチューリヒ、シュトゥットガルト、ウィーンで開かれていて
デザイナーの登竜門といわれるブリックファングが気になりました。
生活とデザインが密着しているというか、そこに若手デザイナーの心意気が感じられて、
好感が持てるんですね。
写真撮っていいよ、といわれた、家庭の廃棄物の空き缶でつくった子供のおままごとセット。色がキレイ。チャーミングです。めちゃ楽しくて、アートで、エコ。スイスのデザイナーの作品。
ヘンプのチップでボディを作ったギターというのも、なかなかよかった。
ほかの会場にも、がんばれ!というのが、たくさんありましたねえ。(えらそう)
ところで、ホノルルから帰って、わたし、順調に淡々と走ってます。
距離も、そこそこ出ています。
で、先々週土曜日の多摩湖いきの話です
常磐松からなら、井の頭通りを15km走ると多摩湖自転車道の起点です。
地図で見ると、まっすぐ多摩湖のふもとまで、ひたすらまっすぐ伸びる自転車道。
自転車のりの理想郷のように見えます。
なにしろ10kmの直線で、名前は自転車道。自転車の道。
暑くもなく寒くもなく、お天気も最高。
金木犀の残り香だって、風に運ばれてやってくる。
ああ人生にこんな日こそがうるおいを与えてくれるのだあ。
どきどきしながら、走り出します。
でもね、でも。いや、もちろん、あっしもね、わかっちゃいたんですよ。
このネット時代、情報収集ぐらいやりますもの。
しかし、これほどとは・・。
みてください。車止めがえんえんと続くのです。
しかも、子供がお父さんお母さんといっしょに、自転車の練習がんばってる。
おじいちゃんおばあちゃんが、花を見ながらのんびり散歩してる。
つまり、ここは散策道+生活道路。
スピードを出した乗り物がまよいこんだりしちゃ、だめじゃん!
という道なのですよ。
メットかぶったローディがここまで似合わない自転車道も、ちょっとない。
これはすぐモードを「ローディ」から「ポター」に切り替えないと。
カチッ。
さて、こちらのモードを変えると、あらま、この道はほんとに気持ちいい。
周りは、畑です。野菜の直販小屋があったり、
絵を描いてる人がいたり、のんびりした空気が気持ちいい。
ゆっくりと多摩湖をめざします。
途中あらわれた小平ふるさと村。昔の民家が復元されているいいスポットです。
水車もあって、ごきげん。
ああ、郵便局だ。おふくろの実家とだぶります。いとこたちとかくれんぼしたんだよ。局の中で。
じいさんは、おいらに記念切手をとっておいてくれました。しかもシートで。
たい肥でいい土が育ってます。なつかしい匂いです。
うまいものは、いいうんこで育つ。
うまいものが育つ土のミミズは太い。
ついこの前まで、こんなだったんだろなあ。この辺も。
トマトはトマトの味がしたし、
枝豆はちゃんと枝豆の香りがした。
このものすごくだいじなフツーとひきかえに、
ここ半世紀ほどでぼくらが手にいれたものってなんだ?
おれらが信じてた未来って、こんなだったか?
いいのか?これで。ほんっとにいいのか?
熱くなってしまいました。
じつは、今日の目的のひとつが、多摩湖自転車道沿いのオーガニックカフェ
「風のシンフォニー」でごはんを食べることだったんです。
今、フードマイレージというのに興味があり、
そのサイトにこのカフェが紹介されていて、ここで食べてみたかった。
フードマイレージってなにかっていうと、食べものが生産地から運ばれてくる距離。
乗り物で来るので、そのとき出たCO2の量が測れます。
たとえば、アメリカのアイダホのポテトは、
長い距離を日本まで旅してくるので、そのぶんいっぱいCO2が出ます。
北海道のポテトは、そんなに旅しないから、CO2はアイダホポテトよりぜんぜん少ない。
つまり、国産ものにすると、CO2が減らせるってことだ。
それから国産ものを食べるってことは、日本の農業や漁業を応援することにもなるぞ。
今、日本の食糧の自給率は40%にしか過ぎないんですって。
スロウフード運動のイタリアは70%以上。ドイツは96%。
フランスにいたっては、ほぼ100%。
イタリアからスロウフード運動が始まったのは、自給率がどんどん
下がっていたからではないかなあ。
自分の国の農業をだいじにしない国には天罰が下ります
このまま行くと、天罰は日本に下ります。
ぼくは天罰なんて受けたくありません。
ていうか、ほんとのこというと、
国産のオーガニックものは、うまいのが多いんだ、これが本音。
とかいってるうちに長くなってしまいました。
多摩湖一周のお話は、次のエントリーで。
月火で、26.90km
これまで走った距離3,092.64km
日曜日、絵画館前で開かれている東京デザイナーズウィークを,
見てまわりました。
ジャンルで会場がわかれていて
なかでもチューリヒ、シュトゥットガルト、ウィーンで開かれていて
デザイナーの登竜門といわれるブリックファングが気になりました。
生活とデザインが密着しているというか、そこに若手デザイナーの心意気が感じられて、
好感が持てるんですね。
ヘンプのチップでボディを作ったギターというのも、なかなかよかった。
ほかの会場にも、がんばれ!というのが、たくさんありましたねえ。(えらそう)
ところで、ホノルルから帰って、わたし、順調に淡々と走ってます。
距離も、そこそこ出ています。
で、先々週土曜日の多摩湖いきの話です
常磐松からなら、井の頭通りを15km走ると多摩湖自転車道の起点です。
地図で見ると、まっすぐ多摩湖のふもとまで、ひたすらまっすぐ伸びる自転車道。
自転車のりの理想郷のように見えます。
なにしろ10kmの直線で、名前は自転車道。自転車の道。
暑くもなく寒くもなく、お天気も最高。
金木犀の残り香だって、風に運ばれてやってくる。
ああ人生にこんな日こそがうるおいを与えてくれるのだあ。
どきどきしながら、走り出します。
でもね、でも。いや、もちろん、あっしもね、わかっちゃいたんですよ。
このネット時代、情報収集ぐらいやりますもの。
しかし、これほどとは・・。
みてください。車止めがえんえんと続くのです。
しかも、子供がお父さんお母さんといっしょに、自転車の練習がんばってる。
おじいちゃんおばあちゃんが、花を見ながらのんびり散歩してる。
つまり、ここは散策道+生活道路。
スピードを出した乗り物がまよいこんだりしちゃ、だめじゃん!
という道なのですよ。
メットかぶったローディがここまで似合わない自転車道も、ちょっとない。
これはすぐモードを「ローディ」から「ポター」に切り替えないと。
カチッ。
さて、こちらのモードを変えると、あらま、この道はほんとに気持ちいい。
周りは、畑です。野菜の直販小屋があったり、
絵を描いてる人がいたり、のんびりした空気が気持ちいい。
ゆっくりと多摩湖をめざします。
途中あらわれた小平ふるさと村。昔の民家が復元されているいいスポットです。
水車もあって、ごきげん。
じいさんは、おいらに記念切手をとっておいてくれました。しかもシートで。
たい肥でいい土が育ってます。なつかしい匂いです。
うまいものは、いいうんこで育つ。
うまいものが育つ土のミミズは太い。
ついこの前まで、こんなだったんだろなあ。この辺も。
トマトはトマトの味がしたし、
枝豆はちゃんと枝豆の香りがした。
このものすごくだいじなフツーとひきかえに、
ここ半世紀ほどでぼくらが手にいれたものってなんだ?
おれらが信じてた未来って、こんなだったか?
いいのか?これで。ほんっとにいいのか?
熱くなってしまいました。
じつは、今日の目的のひとつが、多摩湖自転車道沿いのオーガニックカフェ
「風のシンフォニー」でごはんを食べることだったんです。
今、フードマイレージというのに興味があり、
そのサイトにこのカフェが紹介されていて、ここで食べてみたかった。
フードマイレージってなにかっていうと、食べものが生産地から運ばれてくる距離。
乗り物で来るので、そのとき出たCO2の量が測れます。
たとえば、アメリカのアイダホのポテトは、
長い距離を日本まで旅してくるので、そのぶんいっぱいCO2が出ます。
北海道のポテトは、そんなに旅しないから、CO2はアイダホポテトよりぜんぜん少ない。
つまり、国産ものにすると、CO2が減らせるってことだ。
それから国産ものを食べるってことは、日本の農業や漁業を応援することにもなるぞ。
今、日本の食糧の自給率は40%にしか過ぎないんですって。
スロウフード運動のイタリアは70%以上。ドイツは96%。
フランスにいたっては、ほぼ100%。
イタリアからスロウフード運動が始まったのは、自給率がどんどん
下がっていたからではないかなあ。
自分の国の農業をだいじにしない国には天罰が下ります
このまま行くと、天罰は日本に下ります。
ぼくは天罰なんて受けたくありません。
ていうか、ほんとのこというと、
国産のオーガニックものは、うまいのが多いんだ、これが本音。
とかいってるうちに長くなってしまいました。
多摩湖一周のお話は、次のエントリーで。
月火で、26.90km
これまで走った距離3,092.64km
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PJ
at 2007-11-07 23:31
x
nobさんらしい休日の過ごし方ですね^^
何だかnobさんにはこんな過ごし方がホント、よく似合ってます。
自然が似合う方ですね・・
だからかな、いつもお写真がすごくきれいだけど特にレトロなものを撮らせるとひきたつ、リアル感がある、タイムスリップした気分になる・・・
郵便局・・「大正レトロ」て感じですが、nobさんのお母様のご実家なら昭和初期ぐらいですかね?
すごく味のあるお写真で、ふと犬山にある「明治村」を思い出し、絶対!絶対!nobさんならめちゃくちゃ気にいるだろうなあと思いました。
自転車にも最高の風景ですよ^^
明治村には当時の建物を当時のまま、そのまま移動させてきたものばかりがあちこちあって、好きな方は何度でも訪れて情緒に浸ります。
あと、岐阜に「昭和村」というのが最近出来て大勢の人で賑わってますよ。
機会があれば是非、「明治村」「昭和村」の旅にお越しくださいませ^^
これからずっと忙しい日々が続きますね。
にもかかわらず、コンスタントに自転車生活を送ってられてホント、脱帽ものです。
私は、もう、何が何だか分かんないほど毎日が忙しくて睡眠不足で、休日はどよ~んとしてます。
何だかnobさんにはこんな過ごし方がホント、よく似合ってます。
自然が似合う方ですね・・
だからかな、いつもお写真がすごくきれいだけど特にレトロなものを撮らせるとひきたつ、リアル感がある、タイムスリップした気分になる・・・
郵便局・・「大正レトロ」て感じですが、nobさんのお母様のご実家なら昭和初期ぐらいですかね?
すごく味のあるお写真で、ふと犬山にある「明治村」を思い出し、絶対!絶対!nobさんならめちゃくちゃ気にいるだろうなあと思いました。
自転車にも最高の風景ですよ^^
明治村には当時の建物を当時のまま、そのまま移動させてきたものばかりがあちこちあって、好きな方は何度でも訪れて情緒に浸ります。
あと、岐阜に「昭和村」というのが最近出来て大勢の人で賑わってますよ。
機会があれば是非、「明治村」「昭和村」の旅にお越しくださいませ^^
これからずっと忙しい日々が続きますね。
にもかかわらず、コンスタントに自転車生活を送ってられてホント、脱帽ものです。
私は、もう、何が何だか分かんないほど毎日が忙しくて睡眠不足で、休日はどよ~んとしてます。
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jintaro_jin at 2007-11-08 00:23
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nob06 at 2007-11-08 22:47
PJさん。
>自然が似合う方ですね・・
生まれが生まれですからね。
そういえば小学生のころから
自転車で遠くの野山まで走りに行ってましたねえ。
家のまわりも野山でしたが。
あのころから、精神構造がなーんにも変わってないっす。
そういえば公害問題がそのころから報道されるようになって、
うちの裏の田んぼでも農薬散布がはじまって、
かえるがいなくなったんでした。
>自然が似合う方ですね・・
生まれが生まれですからね。
そういえば小学生のころから
自転車で遠くの野山まで走りに行ってましたねえ。
家のまわりも野山でしたが。
あのころから、精神構造がなーんにも変わってないっす。
そういえば公害問題がそのころから報道されるようになって、
うちの裏の田んぼでも農薬散布がはじまって、
かえるがいなくなったんでした。
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nob06 at 2007-11-08 22:51
Jinさん。
>ポタポタするには凄く良い道ですね〜!!!
そうですね。車どめがちょっと気になりますが、
なにしろまっすぐの気持ちのいい道です。
多摩湖からの水道の真上を走ってるらしいんですね。
それで、どこまでもまっすぐ。
一度は走ってみられること、おすすめします。
多摩湖一周もおすすめですよ。湖はほとんど見えませんが、
風景がいろいろ変わって、飽きません。
こんどぜひ!
>ポタポタするには凄く良い道ですね〜!!!
そうですね。車どめがちょっと気になりますが、
なにしろまっすぐの気持ちのいい道です。
多摩湖からの水道の真上を走ってるらしいんですね。
それで、どこまでもまっすぐ。
一度は走ってみられること、おすすめします。
多摩湖一周もおすすめですよ。湖はほとんど見えませんが、
風景がいろいろ変わって、飽きません。
こんどぜひ!
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nob06 at 2007-11-08 22:53
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しん
at 2007-11-09 17:30
x
東京デザイナーズウィーク、けっこうオモシロかったですね。
企業はデザインを機能のひとつとして考え、個人はデザインを表現と考える。
どちらも重要なのだけど、例えばイサムノグチの「あかり」シリーズなどは、
岐阜提灯の工場で手作りということもあってか、機能と表現がとてもうまく
両立しているなぁと感じます。
東京モーターショーのコンセプトモデルも、そのまんま売ってくれると楽しいのにね。
多摩湖自動車道って、こんなところでしたか・・・・・。
ポタモード、正しい!!(笑)
これからの季節、北風を切り裂いて突っ走るのはけっこうツラいので(笑)
暖かい昼間に、ポタ、ポタ、ポタ。。。。。
で、ポタにはウマイものがお約束で付いてくる、と。 コレだね!
企業はデザインを機能のひとつとして考え、個人はデザインを表現と考える。
どちらも重要なのだけど、例えばイサムノグチの「あかり」シリーズなどは、
岐阜提灯の工場で手作りということもあってか、機能と表現がとてもうまく
両立しているなぁと感じます。
東京モーターショーのコンセプトモデルも、そのまんま売ってくれると楽しいのにね。
多摩湖自動車道って、こんなところでしたか・・・・・。
ポタモード、正しい!!(笑)
これからの季節、北風を切り裂いて突っ走るのはけっこうツラいので(笑)
暖かい昼間に、ポタ、ポタ、ポタ。。。。。
で、ポタにはウマイものがお約束で付いてくる、と。 コレだね!
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by
nob06 at 2007-11-10 12:22
しんさん。
>企業はデザインを機能のひとつとして考え、個人はデザインを表現と考える。
そうですね。いえてます。
そのギャップをうめるのが、たいへんなんですよね
それともうひとつ。
デザインは、顔、性格その他発信者のキャラクターを
決定づけます。
だから、ときに企業にとって、デザインは経営の中核にすらなります。
ヨーロッパのプロダクツには、それが多いですよね。
イサム ノグチのあかりはぼくも大好きです。
50年代に生まれてからずっとロングセラー。
ウチの狭いリビングでも天井からぶらさがっていて、
おもいきり電気食ってます(笑)
多摩湖自転車道フラットステージは、
モードを変えると、ほんと極楽ですよ。
こんど、いきましょう
さて、これからゆうてんじんさんのリクエストに答えに
幕張いってきまっす。
>企業はデザインを機能のひとつとして考え、個人はデザインを表現と考える。
そうですね。いえてます。
そのギャップをうめるのが、たいへんなんですよね
それともうひとつ。
デザインは、顔、性格その他発信者のキャラクターを
決定づけます。
だから、ときに企業にとって、デザインは経営の中核にすらなります。
ヨーロッパのプロダクツには、それが多いですよね。
イサム ノグチのあかりはぼくも大好きです。
50年代に生まれてからずっとロングセラー。
ウチの狭いリビングでも天井からぶらさがっていて、
おもいきり電気食ってます(笑)
多摩湖自転車道フラットステージは、
モードを変えると、ほんと極楽ですよ。
こんど、いきましょう
さて、これからゆうてんじんさんのリクエストに答えに
幕張いってきまっす。
by nob06
| 2007-11-06 22:56
| 休日
|
Comments(8)