(京都洛北ライドIから続く)
“雲ケ畑行かはったらどうです?"
京都の山を走り尽くしている心天狗のお姉さんがすすめてくれたのは、
仙人でも住んでいそうな名前の場所でした。
さっそく次の朝、上賀茂を出発し、賀茂川沿いを北に向かいます。
少し北上すると次第に両脇の山が高くなり
道自体もくねくねしてきました。
棚田というには傾斜が緩やかですが、こうした風景が続きます。
クルマもほとんど通らない。
途中に産廃施設などもありましたが、
走り出して30分ほどでこんな風景です。
京都はあっけなく山にぶちあたる。
このあたり一帯を雲が畑と呼び集落が点在します。
傾斜のきつい山肌に北山杉が植えられ、
京都の山らしい独特の景観です。
平安時代以前より続く古い集落なのだそうです。
集落の家の屋根は瓦が多い。
東山などでも見られるいぶし銀の瓦屋根が続きます。、
茅葺屋根の家も多く
歴史の古さがそここに見られます。
谷のほうから子供たちの歓声が聞こえてきました。
二十人ぐらいの子供達が泳いでいる。
下流をちょっとせき止めて水かさを増やして天然のプールを作っているんです。
なんというか日本の山里の正しい子供の在り方です。
ちゃんと引率の大人も一緒でした。 夏休みだねえ。
集落をふたつほど過ぎると、次第に山深くなっていく。
東京・神奈川の自転車乗りのみなさんには[裏ヤビツ]といえば、
雰囲気はわかってもらえると思います。傾斜もそんな感じ。
のんびり走ってます。ヘルメットはキャップの上にかぶるとおさまりがいい。
しばらく走ると、こんな山奥に?という場所に料理旅館があらわれた。
洛雲荘といいます。
このあたりは、もともと宮内省御用達京都御猟場。
つまり、天皇一家が狩りを楽しんでいたところということで、
冬の名物はぼたん鍋らしい。いのししですね。
夏は川床懐石です。
で、この洛雲荘をはさんで道は二股に分かれています。
朝っぱらから缶ビールを片手にもうできあがってるおばさんが立っていて、
峠はどっち?と聞くと「左」という。
その言葉にしたがって走り出した途端、激坂があらわれ思わず降りてしまいました。
そこから先は、10%越えの坂道が続きます。
しかも道の上には杉の落ち葉がびっしり。滑って走れません。
写真のここは比較的ゆるやかですけど。
しばらく引いて上っているとハイカーが歩いています。
この奥に桟敷という場所があって、そこからは京都の街が一望できるんだとか。
行きたいのは山々ですが、道が消えかかっています。
傾斜も次第に素敵になってきました。
ここで打ち止めです。
洛雲荘まで戻り、右側の道を走りだしましたが、
こんどは行き先に廃墟が見え、やっぱり断念。
湧水があったので顔を洗い、喉をうるおし、ボトルも満たし、帰路につきました。
京都の水は、最高にうまい。
帰りは極楽ダウンヒル!
雲ケ畑を紹介した、こんなサイトもありました。
この日のコース→ルートラボ
(おばちゃん、道あれへんがな)
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“雲ケ畑行かはったらどうです?"
京都の山を走り尽くしている心天狗のお姉さんがすすめてくれたのは、
仙人でも住んでいそうな名前の場所でした。
さっそく次の朝、上賀茂を出発し、賀茂川沿いを北に向かいます。
少し北上すると次第に両脇の山が高くなり
道自体もくねくねしてきました。
棚田というには傾斜が緩やかですが、こうした風景が続きます。
クルマもほとんど通らない。
途中に産廃施設などもありましたが、
走り出して30分ほどでこんな風景です。
京都はあっけなく山にぶちあたる。
このあたり一帯を雲が畑と呼び集落が点在します。
傾斜のきつい山肌に北山杉が植えられ、
京都の山らしい独特の景観です。
平安時代以前より続く古い集落なのだそうです。
集落の家の屋根は瓦が多い。
東山などでも見られるいぶし銀の瓦屋根が続きます。、
茅葺屋根の家も多く
歴史の古さがそここに見られます。
谷のほうから子供たちの歓声が聞こえてきました。
下流をちょっとせき止めて水かさを増やして天然のプールを作っているんです。
なんというか日本の山里の正しい子供の在り方です。
ちゃんと引率の大人も一緒でした。 夏休みだねえ。
東京・神奈川の自転車乗りのみなさんには[裏ヤビツ]といえば、
雰囲気はわかってもらえると思います。傾斜もそんな感じ。
しばらく走ると、こんな山奥に?という場所に料理旅館があらわれた。
洛雲荘といいます。
このあたりは、もともと宮内省御用達京都御猟場。
つまり、天皇一家が狩りを楽しんでいたところということで、
冬の名物はぼたん鍋らしい。いのししですね。
夏は川床懐石です。
で、この洛雲荘をはさんで道は二股に分かれています。
朝っぱらから缶ビールを片手にもうできあがってるおばさんが立っていて、
峠はどっち?と聞くと「左」という。
その言葉にしたがって走り出した途端、激坂があらわれ思わず降りてしまいました。
そこから先は、10%越えの坂道が続きます。
しかも道の上には杉の落ち葉がびっしり。滑って走れません。
写真のここは比較的ゆるやかですけど。
しばらく引いて上っているとハイカーが歩いています。
この奥に桟敷という場所があって、そこからは京都の街が一望できるんだとか。
行きたいのは山々ですが、道が消えかかっています。
傾斜も次第に素敵になってきました。
ここで打ち止めです。
洛雲荘まで戻り、右側の道を走りだしましたが、
こんどは行き先に廃墟が見え、やっぱり断念。
湧水があったので顔を洗い、喉をうるおし、ボトルも満たし、帰路につきました。
京都の水は、最高にうまい。
帰りは極楽ダウンヒル!
雲ケ畑を紹介した、こんなサイトもありました。
この日のコース→ルートラボ
(おばちゃん、道あれへんがな)
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PJ
at 2011-09-30 23:52
x
お久しぶりです~^^お元気でしたか~?
いつの間に京都に行かれてたんですか?
何だかとってもなつかしいですね、しみじみと、、、ホント。
さて急なお知らせですが、私、ブログ終了しました。
もう随分前から考えてたんですが、時間が取れなくて・・・
マラソンも自転車もやりたい、さらに最近始めた登山も面白いし、来月から又、あちこち行くことになり。。。
色々お世話になったnobさんにはご報告しておこうと思って。
今度の連休は東京行きますが、今回は急なので、又、次回遊んでください^^
いつの間に京都に行かれてたんですか?
何だかとってもなつかしいですね、しみじみと、、、ホント。
さて急なお知らせですが、私、ブログ終了しました。
もう随分前から考えてたんですが、時間が取れなくて・・・
マラソンも自転車もやりたい、さらに最近始めた登山も面白いし、来月から又、あちこち行くことになり。。。
色々お世話になったnobさんにはご報告しておこうと思って。
今度の連休は東京行きますが、今回は急なので、又、次回遊んでください^^
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nob06 at 2011-10-01 23:30
あらま、どなたかと思いきや、PJ
さん。おひさしぶりの照焼きです。あっしもブログは休みがちでござんすが、時間がかるしねえ、しょうがない。PJさんも変わらずお元気にぶっ飛ばしてらっしゃることと思います。今度帝都にいらっしゃったら
ぜひお声をおかけください。
ちょくちょくブログるので、遊びにきてちょんまげ、
さん。おひさしぶりの照焼きです。あっしもブログは休みがちでござんすが、時間がかるしねえ、しょうがない。PJさんも変わらずお元気にぶっ飛ばしてらっしゃることと思います。今度帝都にいらっしゃったら
ぜひお声をおかけください。
ちょくちょくブログるので、遊びにきてちょんまげ、
by nob06
| 2011-09-05 20:38
| 峠みたいなもの
|
Comments(2)