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社員をサーフィンに行かせようII

2年半前に書いたものですが、もう一度。

「社員をサーフィンに行かせよう」

ぼくのリスペクトする企業経営者イヴォン・シュイナードの言葉です。

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イヴォン・シュイナードは、パタゴニアの創設者です。
パタゴニアのウェアには、あまりそそられませんが(Tシャツはかわいい)
イヴォン・シュイナードの企業哲学には、ひかれます。

ちなみにサイクルウェアはRaphaがとても気になります。
社員をサーフィンに行かせようII_a0091314_1481594.jpg

でも、スイスやイタリアのものよりスライトリー ラージャーだって書いてある。
若干って、どれくらいだろ?まじ悩みます。
おいらを小さく産んだ親、うらみます(爆)
3/4ビブが、おいらにはふつうのビブ丈だったらどうしよう。


それはそれとして、シュイナードの企業哲学。
とても未来的です。

売り上げの1%を環境保護団体に寄付したり、
業界に先駆けてオーガニックコットンを使いだしたり、
六カ所の再処理施設に反対したりしているのは、
きれいな自然環境が、アウトドアスポーツウェアを売る
自分たちのビジネスのたいせつなインフラだから。


同じように、あそびも自分たちのビジネスのフィールドだから
いい波がきたら仕事中でも乗りに行けと社員に説く。
そこから商品にもりこむアイデアがフィードバックできるから。

すべては企業として長く生き残っていくための哲学。

でも、こうしたビジネス上の損得だけでは説明しきれないのが
シュイナードおじさんの哲学のよいところ。

つまり、本気で環境保護にのめりこんでる。
アパレルの人なのに「流行なんて環境破壊だ」なんて、
いっちゃうぐらいですから。

で、はからずもこのことが、今度はこの会社のブランド価値を高め、
売上につながっていく。

コンサルタント会社に「これからはエコしないとやばいっすからね」、
ていわれて、しぶしぶCSRに重い腰を上げるのもいいけど、
パタゴニアは、企業活動そのものが質の高いCSRなんですね。
企業のありかたを先取りしてる。だから未来的なんです。




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by nob06 | 2011-04-18 22:22 | グリーン系な話題 | Comments(0)